2016年08月31日

後から植えた苗に日が十分に当たらない

時期をずらして植えた苗はなぜ生育が悪いのか? 2点考えられる。
 1点目は、先に植えた苗が地中に根を広げてしまい、後から植えた苗が十分に根を張れないのである。そのために生育が悪くなる。
 2点目は、同じく先に植えた苗が葉を広げてしまうので、。そのために光合成が不十分で苗がすくすくと伸びない。
 1つのプランターに同時期に植えたNo1と3は、どの苗も同じように伸びて、緑のカーテンも順調に上に上がっていった。

 もう一つの反省点は、定植には最善の時期があるということ。
 自然界というのは不思議なもので、例えば立秋になると途端に蝉時雨が大きくなる。ゴーヤの成長もやはり立秋までがピークで、それを過ぎると蔓の成長が鈍化し、花芽がつきやすくなったように思われる。

 昨年も勘案すると、7/25までにカーテンの最頂点に蔓が達するようにするのが、ベストシナリオのように思える。
 これから逆算すると、苗の定植は5月末まで、種蒔きは5月初旬、種の発芽準備は4/25頃ということになる。あくまで、東京の私が住んでいる環境では、ということである。

 ところで、先日会った兄に、「実が大きくならないんだけど、どうしたらいいか?」という質問を受けた。
 たまたま、ファミレスでお茶を飲んでいたのだが、良く見たら窓際の野菜用プランターにゴーヤが植えてある。数㎝にもならない実がもう黄色くなっている。
「それと同じ。俺の家のも、小さいうちに黄色くなってしまう」
 さて、私も回答できるほどに詳しいわけでもない。ただ想像するに、①水やりが足りない、②追肥が足りない、③摘芯をしていない、のどれかではないかと思う。③は違うかな? でも上に伸ばしすぎなのかも。


 さて、昨年は結実しても種採りに専念した。
 理由は、連れ合いも子供たちもゴーヤの実を食べようとしなかったから。お陰で、種が採れ過ぎてほとんどがまた来年に繰り越してしまった。
 今年、種を採っても古い種が累積するばかり。で、食べることにした。

「今年はゴーヤの実が成ったら、一部は種を採るが、ほかは食べることにする」
 こう宣言すると、早速連れ合いが言った。
「そんなに食べたくないわよ。私、舌がお子ちゃまだから苦いの苦手だし」
「なにをおっしゃる兎さん。俺がグレープフルーツのマーマレード作りで極めた苦味抜きのワザを甘く見てもらっては困る。ゴーヤの苦味を抜いちゃる! 君らお子ちゃまでも食べられるようにゴーヤの苦味を抜いちゃる!」

 最初の収穫は8/11であった。10㎝以上。スーパーに行って確かめたら、売っているあばしゴーヤと比べて大きさに遜色はない。
 苦味を抜いて、スーパーで貰って来たレシピをもとにゴーヤチャンプルーを作った。レシピは5月末に早々に手に入れたもの。俺の覚悟のほどがわかろうというもの。

「あら、美味しいわね。これなら私でも食べられるわ。また作って」
 見ろ! 俺が本気を出せば、お子ちゃま舌にも美味しいと感じるゴーヤチャンプルーが出来るんだ。レシピはスーパーでもらったものだがな。でも、苦味を抜いたのは俺のワザだぞ。
 でも、俺はもう少し苦い方が本当はいい。ビールのつまみには、もう少し苦い方が暑気払いになる。

 トマトも胡瓜も嫌いな子供Aが言った。
「なんの嫌がらせで、嫌いな野菜ばかり育てるの?」
 子供Aはとりわけウリ科の実が嫌いで、マスクメロンも食べない。案の定、「ゴーヤなんか絶対に食べない」と言ったが、2回目に作ったゴーヤチャンプルーを一口食べてみて、「これなら食べられる」と言った。
 それで昨夜3回目のゴーヤチャンプルーを作ったところ、「美味しい」と言った。さすがに3回目なので、スーパーのレシピに多少アレンジしてみたぞ。



Posted by sentakuer at 11:18│Comments(0)
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